
血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)が上がる病気です。血糖値が高くてもすぐに問題となることはあまりありませんが、数年間続くと全身の血管を障害して合併症をひきおこす可能性が高くなります。この合併症を防ぐために血糖値を下げることが糖尿病の治療の目的です。
初期の糖尿病や境界型糖尿病では自覚できる症状はほとんどありません。そのため、
など何の症状も無いのに検査値の異常ではじめて指摘される人が多い病気です。
血糖値が多少高くても痛くもかゆくもありません。これが糖尿病の恐ろしいところです。
「何も症状がないのになぜ治療しなければいけないのか?」と考え、とりあえずしばらく様子を見てみようと自己判断され、数年後には糖尿病、合併症が悪化してしまったといった人にこれまで数多くお会いしました。症状がなくても糖尿病による血管障害は気付かない間に進行します。
血糖値の高い状態が続くと血管に障害をきたすため糖尿病合併症をきたします。
以下の糖尿病3大合併症の他に、大血管障害である脳梗塞や心筋梗塞のリスク因子ともなります。これらの合併症をおこさないため血糖コントロールを行うことが必要となります。
血糖値を保つには具体的にどのような治療があるのでしょうか?